ある日ファーストフード店で目にした驚きを隠せなかった『光景』
私には、小さな娘がいます。近くの私立幼稚園に通っていた時は、いつも決まって3時頃にお迎えに行き、週3回の塾や他の習い事に車で送っていくような毎日でした。
そんなある日、いつものように幼稚園にお迎えに行った時の事です。その日はたまたま幼稚園の後の習い事もなく、家に帰ろうとしていたところ、『パパ、お腹すいた~』と娘が言いだし、あるファーストフードのお店で『好きなおもちゃ』がもらえるから寄って行きたいと言いました。
栄養学や食品添加物などの『食』に関して、専門的に学んでいる私にとっては、揚げ物を中心としたトランス脂肪酸のリスクや、海外からの輸入食材を主に使用している事などから、成長期には極力控えさせてあげたいと思い、ファーストフード店に行くのは、年に数回程度と決めていました。
その日は、娘の好きなキャラクターのおもちゃがもらえる事もあり、『たまには…』と思いながら、娘の喜ぶ顔を見ながら、歩いて近くのファーストフード店に向かいました。
お店についた時、娘は突然駆け出して行きました、そこにはごく普通の風景でしたが、私にとっては、その後長く忘れる事のできない、『衝撃的な光景』でした。
その光景とは、ファースト―フード店の店内に、たまたま娘と同じ幼稚園の制服を着た子供たちが、何人もいたことです。もちろんその日は、偶然幼稚園帰りに立ち寄った子供たちが多かっただけかもしれません、またはもらえるおもちゃが人気だったせいで多かったのかもしれませんが、いずれにしても、私にとっては、3時のおやつ替わりに、ファーストフード店を選択する人の多さに衝撃を受けた経験でした。
小麦粉は食べてはいけないのか?
戦後の日本では、急速に『小麦粉』が普及しました。小麦粉には『グルテン』が含まれていて、実は日本人の7割がこのグルテンが体には合わず『グルテン不耐症(過敏症)』の可能性があると言われています。そして、小麦粉を使用した食品があまりにも多くなり、多くの日本人が自分自身がこの『グルテン不耐症(過敏症)』である事を認識していません。
小麦粉による症状は、驚くほどたくさんあるのですが、『原因不明の日々の体のだるさ』や『うつなどの精神疾患』を感じる方は、この『グルテン不耐症(過敏症)』に当てはまる可能性があります。さらにグルテンの中のタンパクには快楽報酬系を引き起こす物質が含まれており、依存性を作りだしてしまします。無意識にパンが食べたいと思った経験がある方はこれに当てはまります。
日本では、ほぼ報道されませんが、欧米では小麦粉のリスクを、もう何十年も前から認識しており、1970年から子供の給食には、グルテンフリーが選べるようになっているそうです。
小麦の危険性要約
ポテトや揚げ物は何が危険なのか?
ファーストフードでは定番のポテトや揚げ物には、『トランス脂肪酸』が含まれてしまいます。『トランス脂肪酸』は心疾患や発がんリスク・アレルギーへの関連がある可能性が指摘されています。
朝ごはんに『パン』、お昼ごはんに『うどんやラーメン』、3時のおやつに小麦粉や添加物・トランス脂肪酸たっぷりのファーストフード… どれも比較的『安い値段』で食べる事ができますが、こんな生活を続けていたら、子供も大人もその食品の何倍…何十倍の医療費を毎日貯金をしておく必要があるかもしれません。
娘が誕生日プレゼントで欲しがったもの
食品の栄養学やダイエットアドバイザーを私が専門的に調査や研究していることもあり、娘の朝食や休みの日の昼食などは、極力ごはん食や、米粉やてんさい糖などを使ったパンケーキや米粉の蒸しパンを普段から食べさせるようにしています。
ある日、娘に『誕生日何か今欲しいものはある?』と聞いた時、『YUMMYクレープっていうクレープ屋さんがしたい』と言いました。
もちろんその時の娘の言葉は、普段母親に作ってもらえる美味しい米粉のクレープを幼稚園のお友達にも食べさせてあげたいと思ったからなのか?それとも普段からコンビニに寄った時に、マーガリン(トランス脂肪酸)や人工甘味料が入ったおやつを選ばないように教えている事を思い出して大事なお友達にも安全やおやつを…と自分で考えて言ったものなのか?私には分かりませんでした。
『誕生日プレゼントがクレープのお店?』と私も冗談半分に受け取ってはいたのですが、あの時目にした「ファーストフード店にいたたくさんの子供たち」を思い出して、
『もしも小麦粉や添加物を使わない米粉の無添加クレープのおやつが食べれるお店が近所にあれば…』
『1カ月に1回でも、3回に1回でもファースフードを無添加米粉のおやつに変える事が出来たら…』
そんな思いから現在のYUMMYクレープがあります。私自身も小麦アレルギーがあるので、自分自身も地域の子供たちも安心して食べる事が出来る『3時のおやつ』を開発しました。オーガニックの原材料だけを使用するので、大量生産のファーストフード店のような大幅に安い金額での提供は現時点では難しいのですが、地域の子供たちが、月に1回だけでも、もしくは、ファーストフード店に行く3回の内の1回分だけでも、YUMMYの無添加米粉クレープにお越し頂く事を強く願います。お待ちしています。
YUMMYクレープを通して国内のできる限りの多くの方に『食の大切さ』の知識や理解が、広がる事を心より願っています。