わが子にも安心して食べれる3時のおやつを作りたい
コンビニやスーパーそしてファーストフードなど、子供向けのお菓子には実は驚くほど危険な食材や添加物が含まれているものがあります。賞味期限を引き延ばすための「酸化防止剤」。色合いと付けるための「着色料」。最近では比較的その危険性が話題になっている「人口甘味料」。市販のお菓子に含まれている食材や添加物について知れば知るほど、子供が口にしているおやつのパッケージ裏の成分表を見る度に『なんとかしないと…』という思いが強くなりました。
はじめは、小麦粉や砂糖に卵・牛乳などの中で最も安全な食材探しからスタートして、米粉パンケーキや蒸しパンからはじめてみましたが、意外とすぐに子供が飽きてしまい、おやつの代用にはなかなかなりませんでした。そこで米粉クレープを作ってみたところ、クレープならシュガーバターやクリーム・アイスなど色々なバリエーションを作る事ができるので、想像以上に飽きずに食べてくれることが分かりました。
米粉のクレープは本格的なものを作る為には、一般的な小麦粉のクレープと比べて非常に難しく成分の微調整や焼き方の練習や研究には数カ月上の期間がかかりましたが、『わが子にもお友達にも安心して食べれる無添加米粉クレープ作りたい』という強い思いで、研究や勉強を重ねて完成しました。
小麦粉は食べてはいけないのか?
戦後の日本では、急速に『小麦粉』が普及しました。小麦粉には『グルテン』が含まれていて、実は日本人の7割がこのグルテンが体には合わず『グルテン不耐症(過敏症)』の可能性があると言われています。そして、小麦粉を使用した食品があまりにも多くなり、多くの日本人が自分自身がこの『グルテン不耐症(過敏症)』である事を認識していません。
小麦粉による症状は、驚くほどたくさんあるのですが、『原因不明の日々の体のだるさ』や『うつなどの精神疾患』を感じる方は、この『グルテン不耐症(過敏症)』に当てはまる可能性があります。さらにグルテンの中のタンパクには快楽報酬系を引き起こす物質が含まれており、依存性を作りだしてしまします。無意識にパンが食べたいと思った経験がある方はこれに当てはまります。
日本では、ほぼ報道されませんが、欧米では小麦粉のリスクを、もう何十年も前から認識しており、1970年から子供の給食には、グルテンフリーが選べるようになっているそうです。
小麦の危険性要約
ポテトや揚げ物は何が危険なのか?
ファーストフードでは定番のポテトや揚げ物には、『トランス脂肪酸』が含まれてしまいます。『トランス脂肪酸』は心疾患や発がんリスク・アレルギーへの関連がある可能性が指摘されています。
朝ごはんに『パン』、お昼ごはんに『うどんやラーメン』、3時のおやつに小麦粉や添加物・トランス脂肪酸たっぷりのファーストフード… どれも比較的『安い値段』で食べる事ができますが、こんな生活を続けていたら、子供も大人もその食品の何倍…何十倍の医療費を毎日貯金をしておく必要があるかもしれません。
以前までは『将来の病気に備えてどの保険に入ろうか?』という時代でしたが、最近では『病気にならない為になるべく無添加のものを選ぶ予防』という考えが比較的広がっており、有名な回転ずし店でも米粉クッキーが販売されるほどの時代に変わりました。
『人は食べたもので出来ている』という言葉もありますが、このような「将来の病気への投資」ではなく「未来への病気予防の投資」としても無添加食品や米粉を使った食品の文化が広まる事を切に祈ります。